湘南を去りゆく。
2021年 03月 05日
2021.3.3 11:24 東海道本線 大磯‐二宮
新幹線が走る湘南平の北側から振り返って南へ目を転じると、相模湾がきらきらと陽光を反射し水平線上には大島の影。左から三浦半島、鎌倉、江ノ島、茅ヶ崎と続く海岸線は、真下の大磯に至り、さらに右手へ小田原、真鶴、伊豆半島と続く。でっかい光景を前に解放感もひとしおだが、鉄筋コンクリート造の展望台の最上段では揺れを感じるほど強い北風が吹き付けてくるのだった。
さて、今度は185系の「踊り子」だ。東京を10:30に発った11号が11:20過ぎには眼下を駆け抜ける筈。しかし三脚を据えてズーム目いっぱいの624㎜で引き寄せて偏光フィルター噛ませてメリハリ出したつもりでも半逆光と相まって、「電車はどこ?シリーズ」の在庫を増やしただけで終わったみたい。
寒風に身を晒してがんばった割には今ひとつパッとしなかったけれど、通い慣れた道での有終の疾走が記録できてひとまず満足。
かじかむ手をこすりながら11:55発の平塚駅行きバスに乗り込んだ。鉄道を相手に遊んでいると2時間半は一瞬(笑)。
by hikari143a
| 2021-03-05 15:23
| 日々鉄
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